発生がピークに
ヒメギフチョウの初見は6日も遅くなりましたが、その後いい陽気がつづいて、発生はピークを迎えました。いつもなら数日ずれて徐々に羽化してくるのですが、今年はどの場所でも、一斉に出てきたようです。
スギ林に隣接した竹藪の周りを徘徊する♂は、暗い杉林を出たり入ったりしながら、時には竹の枝先で一休みすることもあります。
辺りにめぼしい吸蜜植物がないため、細かなオオイヌノフグリの群落に舞い降りました。
黄色のフキノトウにもたまに訪れます。
ギフ・ヒメギフは青い色に特に嗜好性を示しますが、これはその一例。
ブルーシート
オス同士が出合い頭に追撃飛行
翅の姿勢がイマイチですが、フレーム内に2頭入って、ピントも合うのは得難い偶然です。
春が来ましたね
長いように思われた冬が過ぎ、また蝶のシーズンがやってきました。
新年の年賀画像をアップして以来、開店休業中の拙ブログも重い腰をあげることにしました。(;^_^A
まずはヒメギフチョウ。
これ以前に、越冬明けのタテハ類も撮ってましたが、新鮮味がないので、羽化したての新鮮な画像から。笑
今年は、いつものポイントでは例年より6日ほど羽化が遅れました。
待ちに待った最初に見つけた羽化♂です。
一面枯葉模様のなかで、温かい日差しを浴びて翅を伸ばしていました。
翌日には複数の羽化個体が。
特に色合いの濃く美しいカタクリの花をバックに、縞模様が鮮やかです。
いつもより、シャッタースピードを抑えてみました。
翅の動きがブレて、いい味が出ました。
背景を入れて撮影。
明度が不足な天候では、SSが高速なので、どうしてもアンダーになりがちですが、空中にピタリと止まった画像が好きなんです。(;^_^A
今シーズンの末尾を飾る - ムラサキシジミ 他-
今年も押し詰ってきました。
10月以来、好天の日にはムラサキシジミの撮影を続けていましたが、なかなかいい写真がとれないまま、とうとう年末になってしまいました。(;^_^A
このままだと、カレンダーだけをアップして今年は終わっちゃいそうなので(笑)、不本意な画像ばかりですが、しるしだけ残しておきたいと思います。
♀。紅葉の色。
だいぶ擦れ気味の♀。秋の朝日に全体がオレンジが勝った絵になりました。
紫色も単純ではなく、ピンクが混じった虹色に見えます。
越冬の準備。気温が上がると、塒に選んだ枯葉の周りを盛んに飛び回る。
昼過ぎには、また同じ場所に一目散に戻ってくるところが面白い。
地表近くに降りて、草の上に残った朝露を吸う♂。
♀の色の変化は多様で、濃い紫から、ルーミスを思わせるような明るい水色のものもいる。この個体もピンク色が混じって美しい。
擦れや欠けのない綺麗な♀。濃い紫色の典型的な個体。
飛翔の場面では、多くの場合、開翅を写すのが目的ですが、こんな空中姿勢もなかなか動感があります。
定番の飛翔開翅。向きがあまりよろしくないのがちょっと残念。
陽を浴びて瑠璃色が輝く。
アカネの若い芽先に産み付けられた卵。大型のアゲハ類と同じぐらいの大きさで、成虫のサイズに比べて、かなり大型といえるのではないでしょうか。
12月のカレンダー
何となくくらしているうちに、もう半月も過ぎてしまいましたが、遅ればせながら、12月のカレンダー(汗;)