早い春 - ヒオドシチョウなど -
コロナ騒ぎで世の中騒然としていますが、今年は春の訪れが例年になく早いようです。
いつものフィールドでは、越冬明けのタテハが明るい春の日を嬉し気に浴びて、日向ぼっこをしていました。ヒメギフチョウもあと少し。今年のシーズンもいよいよ始まります。
春一番に咲き始めるセリバオウレン。
地味ながら、他の植物たちが動き出す前に、いち早く花茎を伸ばして、細かい白い花を咲かせていました。
待望のカタクリも、早咲きの一株が、見ている前でつぼみが一枚一枚花びらを展開して、ついに開花してくれました。
越冬明けのヒオドシチョウ。永い忍従の季節を耐え忍んで、明るい日差しを満喫しているようです。
やはり成虫越冬のイカリモンガ。
ヒメギフチョウの看板の上に飛んできた。
ヒオドシチョウと違って、越冬明けにしては綺麗な個体が多いルリタテハ。恐らく越冬する場所か、越冬姿勢の違いによるものと思われますが、まだ誰も確かめた人はいません。