低地性ゼフの季節 - アカシジミなど -
ゼフィルスの季節となりました。
今年のアカシジミの初見は、6月5日。昨年は5月28日でしたので、一週間以上遅い羽化です。
6月に入ってからは、真夏日がしばしばあるほど暑い日が続きますが、なぜか例年に比べ、個体数が少ないように感じられます。
特に、ウラナミアカシジミが少ないようです。
普通は日が経つにつれ、目にする数が増えていくのですが、今年はまだ数回見ただけです。ミドリシジミの仲間はこれからですが、今年はさてどれだけうつすことができるでしょうか。
今年はあまり出会えていないウラナミアカシジミ。
ヌルデの葉が面白い感じに。
今年最初のアカシジミ。
毎年見慣れた姿とはいえ、初夏の若葉のなかで目にも鮮やかなオレンジ色には、いつもドキっとさせられます。
♀もあらわれました。
来年の冬芽となる枝の先に産卵をしているところ。
この時、♂の姿も見えましたが、残念ながら撮影出来ず。
オスとは少し違って、全体に明るい色。
ウラクロというよりは、裏チョコってところです。笑
こちらは別の場所で見つけた♂
名前の通り、裏がメスよりさらにダークなチョコレート色。
♂はこの個体が3頭目。今年は例年並みのようです。