このブログを見てくださる皆様へ。

 
去年はオガサワラシジミの絶滅という悲しい出来事がありました。
いま、オガサワラシジミに次いで危機的状況にあるのが北海道・アポイ岳のごく狭い稜線にだけ生息するヒメチャマダラセセリ。
 このチョウは南アルプスライチョウと同じ理由で棲息地を失いつつあります。温暖化の影響で、砂礫地がどんどんハイマツによって浸食され、ヒメチャマダラセセリの食草となっているキンロバイやエゾキジムシロの生育地(砂礫地)が危機的なまでに縮小しているそうです。
 このまま手をこまねいていると、数年でオガサワラシジミと同じ運命をたどることが懸念されています。
 日本蝶類保全協会では、急遽、ヒメチャマダラセセリの棲息環境保存のための活動資金の募集を始めたようです。
 
 ハイマツの侵食から棲息地を保護するためのクラウドファインディング。
 チョウを愛し、彼らの生きる姿に触れることで、短からぬ人生で、彼らから多くの喜びと充足を得てきた身としては、たとえささやかであっても、蝶たちへの恩返しの思いを込めて、ぜひ協力したいと思います。
 
 このブログを見てくださる自然愛好者の皆さんも、ぜひご賛同とご協力をお願いいたします。
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