雌も続々 - ヒメシジミ-

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今月は、真夏を思わせる暑い日が続いています。

草原のヒメシジミは、♀も出てきて、あちこちで交尾する姿が見られました。 

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これは新ポイントのカップ

 

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交尾の最中に割り込んでくる♂がつぎつぎに。

時には、数頭の♂が交尾カップルの間に割り込もうとします。

 

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羽化したばかりのピカピカの♀。

羽化後初めての食事らしく、タンポポで長時間吸蜜をしていました。

 

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時たま飛び上がっては、また同じタンポポの花に戻ってきます。

 

 

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ハナアブもやって来た。

  

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一方、こちらでは食草のヨモギに産卵している♀。

ヨモギは草原のいたるところに生えているのに、ヒメシジミが産卵するヨモギはごく一部の狭い範囲に限られます。一体なぜ?

ブログ主は、幼虫時代に共存するアリの棲息環境と関係アリと考えています・・が、それはアリ? w

 

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 この発生地の個体群には、翅裏の亜外縁に並ぶ赤い紋列が発達する美しい赤帯型がかなりの割合で出ます。

 昨年までは♂しか確認できませんでしたが、今年は♀でも赤帯型の個体を見つけました。(クリックで拡大 ↑)

 

♂はこんな感じ ↓

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赤帯型♂

 

ちなみに、下の通常型の♂♀と比べると、アカオビの特徴が良くわかります。

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