今日の一枚 - ジョウザンミドリシジミ -

 この夏に撮ったなかの一枚。
 今年は、ゼフィルスを重点的に撮影目標にしていましたが、とりわけジョウザンミドリシジミを撮影する機会が多かったように思います。
 数あるミドリシジミ類の中で、ジョウザンとメスアカはわりと低い場所をテリトリーにする習性があるので、比較的楽にゼフ特有の金属色の輝きを撮れるのが嬉しいです。
 Favoniusの仲間は、青色が強いミドリシジミとはいえ、見る角度によってはアイノのような緑色に輝くこともあり、撮った後に確認する楽しみがあります。
 これはオーソドックスな青色に写ったジョウザン。
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ジョウザンミドリシジミ 2015/07/04 仙台市泉区

 良く晴れあがった夏の朝、林間のぽっかり空いた空間に、沢山のジョウザンミドリシジミがあちこちの枝先や、草むらの突頂にテリトリーを構えては、飛び回っていた。
 近くを通りかかる♂を追いかけては、また同じ場所に戻って辺りを睥睨する♂。
 テリに定めている葉先に望遠でピントを置いて、飛び去った後に戻ってくるところを写してみた。
 1/2500s。
 それでもまだ、わずかに動体ブレ。
 例によってISOが跳ねあがり、背景のボケに盛大にノイズが乗ってます。汗;
 写真としてはダメダメですが、飛ぶチョウの生気や生命力のようなものが感じられればと・・・ w