月山山麓にて ギフチョウ

 雪深い月山山麓にも、遅ればせながらギフチョウの季節がやってきました。
 仙台のヒメギフチョウがスレ始めるころ、月山山麓ではギフチョウが羽化してきます。

 この冬は、例年より雪が少なく、雪解けが早く進みました。
 4月に入ってからの寒波襲来にもかかわらず、いつもの年より少し早めに姿を見せてくれたようです。

 撮影の日は、素晴らしい快晴で、その割には気温はあまり上がらず、蝶たちにとっては、絶好の活動日和となりした。嬉しいことに、どの蝶も非常に新鮮で、羽化不全個体1頭と、羽化した時に傷がついたと思われる1頭を除いて、全て美しいギフチョウばかりでした。
 寒波の影響で羽化がせき止められたせいか、オスとメスが殆ど同時に羽化しているようで、交尾済みの♀が飛んでいるそばで、当日に羽化直後の羽を伸ばしている♂さえいたほどです。

 明るい日差しの下、カタクリのピンクとギフチョウの色の対照が一層鮮やかに目に映えた一日となりました。

まずは定番のカタクリとのツーショット







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