ツマキチョウとヤマルリソウ
ヒメギフやコツバメの季節が過ぎ、野原にはツマキチョウが舞い始めました。
この蝶の魅力は、やはりほかの蝶と違った先のとがった翅の形です。
♂は、その鈎状になった翅の先がオレンジ色というところが、またいいですね。
一日中♀を探して飛び回った後、斜めに差し掛かった午後の夕日に翅を休める♂。
逆光が翅を透過して、柔らかな光の中で蝶も穏やかにくつろいでいるように見えます。
逆光が翅を透過して、柔らかな光の中で蝶も穏やかにくつろいでいるように見えます。
2頭の♂が絡んでいるのを追いかけましたが、背後が藪で、蝶が目立ちません。泣;
キンポウゲの黄色は、明るい日差しで飽和気味に (;^_^A
ツマキチョウと言えば、昨年、ヤマルリソウとツマキチョウのツーショットが、とても美しかったので、今年もまた同じ組み合わせを狙いました。
ところが、この草のあるあたりは、ツマキが飛ぶ場所とはちょっと離れていて、ごくたまに通常の飛翔コースから外れた個体が紛れ込むような空き地で、そのうえ、木々に囲まれているため、日照時間は正午から午後2時ごろのほんの2時間ほどです。
ツマキは春の蝶の習いで、日陰の花には殆ど吸蜜に来ることはありません。
ツマキは春の蝶の習いで、日陰の花には殆ど吸蜜に来ることはありません。
連休中、まる3日間粘って、期待通りツマキがこの花に来たのは3回だけ。
3回の飛来のうち、1回は全く撮影できず、ショットをものにできたのは、わずか3枚です。涙;
3回の飛来のうち、1回は全く撮影できず、ショットをものにできたのは、わずか3枚です。涙;
やっと花に来ても、午前中に他所でさんざんお腹を満たしたツマキ君がここの花で吸蜜している時間は、ほんの数秒だけでした。はは。
ほぼ狙い通りの構図で撮れました。