2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ルリシジミとスギタニルリシジミ

ヒメギフチョウやギフチョウの発生と前後してお目見えするのがルリシジミとスギタニルリシジミ。 この2種は類縁も近く、よく似た種類ですが、ルリシジミは南方由来の多化性で、仙台周辺では春型と夏型の2回発生します。一方のスギタニルリシジミは、北方性…

ギフチョウ出始め

今冬の積雪は例年以上に多く、春先の気温も低かったので、ギフチョウの発生は1週間弱遅れています。 いつもでかけるポイントでは、本来なら最盛期ですが、まだ新鮮な♂が出たばかりという発生状況でした。 まだ雪が消えたばかりの冬枯れの中を飛ぶ♂。 日当た…

定番 カタクリとヒメギフチョウ

いろいろな吸蜜パターンはありますが、やっぱりギフチョウやヒメギフチョウとの親密な相性はその生態からも明らかなカタクリ。 雑木林の新葉が広がる前の明るい林床でカタクリは花を開き、チョウが羽化し、受粉し、交尾し、産卵する。その生殖のサイクルがぴ…

ワサビに訪花

今年は、いろんな場所でヒメギフチョウを撮影しました。 その生態も様々。 オス同士の追っかけ。 背景を入れ込んだ飛び画像を狙いましたが、2頭の蝶が重なったり、光線のあたり具合がイマイチ。 まじかに焦点設定する対象がないこんな飛び写真は、いわゆる…

発生がピークに

ヒメギフチョウの初見は6日も遅くなりましたが、その後いい陽気がつづいて、発生はピークを迎えました。いつもなら数日ずれて徐々に羽化してくるのですが、今年はどの場所でも、一斉に出てきたようです。 スギ林に隣接した竹藪の周りを徘徊する♂は、暗い杉…

春が来ましたね

長いように思われた冬が過ぎ、また蝶のシーズンがやってきました。 新年の年賀画像をアップして以来、開店休業中の拙ブログも重い腰をあげることにしました。(;^_^A まずはヒメギフチョウ。 これ以前に、越冬明けのタテハ類も撮ってましたが、新鮮味がないの…