2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

軽海紋白蝶

だいぶ昔のことになりますが、鳥海山のギフチョウを探しまわっていた時期があります。 若かりし頃に昔の文献を頼りに(汗;)、象潟町を中心に、広大な鳥海山の西麓から北麓をひたすら歩き回りました。鳥海山の西麓に数箇所、ギフチョウの発生地が見つかりま…

稲妻蝶

イナズマチョウ Euthalia irrubescensは、1893年に中国四川省蛾眉山の1♂により、新種記載されたそうです。 その後、台湾からも発見され、本タイプの別亜種として ssp. fulguralisという亜種名が付けられました。 台湾では、標高800m前後の各地の山地か…

ふくやま渓谷

台湾の蝶の名前で良く聞くのが、 アリサン、とかララサン、とかムシャとかホリなどです。 これらは阿里山、拉拉山、霧社、埔里で初めて採集された蝶に、そんな名前がつけられたのだと思います。 多くの蝶に名前がつけられるほど、この場所は種類、数ともに多…

うーらい渓谷

日本人が台湾に出かけたときに、必ずといっていいほど立ち寄る蝶の名所が何箇所かあります。 そのなかの一つは、台北から南に約30kmのところにある烏來です。 烏來とはタイヤル語で「温泉」と言う意味だそうですが、名の通り、渓谷に温泉が湧き出る温泉街で…

トレッキング・コース

台北市近郊の低山地帯の蝶・第3弾です。 台北市を囲む山々には縦横にトレッキング・コースが整備されています。 日本と同じように中高年のハイカーが沢山いて、蝶を撮影していると、単独で、あるいはグループでコースを歩いてくる人たちとよく出会いました。…

低山性の蝶たち(産卵など)

台湾の低山地帯に生息する蝶の多くは、台湾全土に広く分布するものが多いですが、地下鉄(MRT)やバスにほんの少し乗るだけで、これらの蝶と出会うことができます。 その一つ、台北観光では外せない観光スポット、士林夜市が立ち並ぶ東側の背後には、緑溢れ…

春の擬態アゲハ

日本では春の蝶と言えば、 ギフチョウ、ヒメギフチョウ、ツマキチョウ、スギタニルリシジミ、コツバメ、ミヤマセセリ、チャマダラセセリなどが思い浮かびますが、 台湾にも年に一度、春にだけ発生する蝶たちがいます。 面白いのは、アサギマダラなどのマダラ…

台北郊外にて・・

去年4月13日~5月12日まで、台北のホテルに投宿し、台湾の春から初夏に出てくる蝶を訪ね歩きました。 旅で出会った台湾の蝶を、これから何回かに分けて紹介して行きたいと思います。 去年の春の時点では、私の手元にあったカメラは パナソニックのコン…

台湾ツアー (去年のですけど ・・・汗;;)

いつも勉強にさせていただいているfanseabさんが、身近な日々の撮影記録の合間に、以前に出かけた台湾の蝶画像のアップをされています。 わたしも、これまで何度か台湾にでかけて、蝶の撮影をしたことがあったので、そろそろ今年の蝶のシーズンも終わりにち…

モンキアゲハ羽化

先月初め、ミヤマカラスアゲハの夏型♀を探しに行った折、肝心のミヤマカラスはさっぱりおらず、代わりに今では仙台でもごく普通種となってしまったモンキアゲハの♀の産卵シーンに出会いました。 そのときは、ミラーレスの動画機能を確かめるつもりでいたので…