2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ゼフィルスの新ポイント

昨年は仙台近辺に生息するゼフィルス全種の撮影に挑戦しました。 結果的には、クロミドリを除いた全種ってことになってしまいましたが、当初難関かと思っていた種類がそれなりに撮影できたので、うれしい経験でした。 今年は、すこし撮影場所も目先を変えて…

遅ればせながら・・・ゼフ、やっと出ました

今年の仙台のヒメギフチョウは、記録的に早かった昨年より、さらに1週間も早く発生しました。 新潟・山形のギフも早くて、今年は全般に蝶たちの発生が早いものと思っていました。 ところが、ゼフ類の発生は逆にかなり遅れています。 昨年は、オオミドリやア…

蘭嶼島、再び

台湾撮影旅行シリーズの最終回。 今回の台湾旅行では沢山の初撮影種があったのですが、東北の蝶シーズンたけなわでもあり、思いっきり端折って今回でとりあえず切り上げたいと思います。 珍種・ララサンミスジのことなど、面白いネタもあるのですが、これら…

フトオアゲハの異態 その二

前回からのつづき センダングサの花で吸密する姿を初めて見たというLさんの驚きをよそに、このフトオの♂は次々に花を飛び移っていました。 その時、轟音をたてて車が通り過ぎました。 蝶は車の騒音と巻き上げる風に驚いて、遠くに飛び去ろうとします。 Lさ…

フトオアゲハの異態 その一

前回からのつづき 初回に続いて、2回目のフトオ・ポイントでも、曇り空の中、小雨もぽつぽつ降り始めた午後2時を過ぎてもフトオは現れません。 結局この日もダメかとあきらめて、下山することになりました。 車で山を降りている途中、突然Lさんが「寛尾(…

今年のフトオアゲハ - 寒波の影響・甚大 -

台湾に蝶の撮影に出かけるというからには、その第一のターゲットは、もちろんフトオアゲハです。 今回は、5年ぶりのフトオ撮影旅行でした。 時期的には、4月末から5月中旬頃が最盛期と言われています。 私は、GWの海外旅行ラッシュが終わる直後に10日…

フトオアゲハのモデル

臺灣旅行の続きです。 日本人にとっては、台湾の蝶といえばまず真っ先に思い浮かべるのは、フトオアゲハではないでしょうか。 このフトオアゲハは、昔はPapilio属に近い仲間だと思われていたのに、幼虫や蛹の形態から、どうもマネシアゲハ属Chilasaに近いア…