2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

10月台湾撮影記2  - アリサンチャイロヒカゲ -

例年ならば、10月の台湾は高気圧に覆われて、いいお天気の日が多いそうです。 ところが、今年は近年の異常気象のせいで、毎日雨が続きました。 面白いことに、そんな中で、台湾中部だけは局地的に雨が降らず、曇りか場合によっては晴れたりしていました。 台…

7回目の台湾 10月台湾撮影記1 - フタオルリシジミ -

早いもので、10月ももう終わり。 仙台はヤマトシジミやムラサキシジミなど数種を除いて、もうすっかり蝶のシーズンは終わってしまいます。 冬支度をして引きこもっているのも悪くはないけど(笑)、やはり蝶を追う快感はどうにも捨てがたい。 そんなわけで、…

北海道 続き3 - シロオビヒメヒカゲ・リンゴシジミ -

更新がだいぶ間が空いてしまいました。 北海道の特産種では、これまでシロオビヒメヒカゲとリンゴシジミは何度か撮影してきました。 しかしながら、どちらも若干季節が遅くて、やや鱗粉の鮮度が落ちてしまったものしか写すことができなかったので、今年こそ…

北海道 続き2 - カバイロシジミ -

北海道の同好者の方から、カバイロシジミは、北海道特産種のなかでも、最近とりわけ撮影しにくい蝶になったということを聞きました。 オホーツクに面した原生花園などの安定した発生地を除けば、これといったポイントを特定しにくく、そうしたポイントでも一…

北海道 続き - エゾシロチョウ・カラフトタカネキマダラセセリ -

北海道の続きです。 今年はウスバキチョウの新鮮なシーズンに合わせて出かけたので、これまで何度か撮影してきた蝶でも、より新鮮さが違うものを撮影できました。 エゾシロチョウ エゾシロチョウ♂ 2017/06/30 上士幌町 北海道では、決して少なくない蝶ですが…

思い出の大雪山2 - ウスバキチョウ -

ウスバシロチョウ類では唯一、黄色のパル(Parnassius)であるばかりではなく、朝鮮半島、アムール、中国北部、アラスカ、カムチャッカなどの別亜種に比べて、大雪山の亜種(P.eversmanni daisetsuzana)が最も黄色みが強く黒条が明確、しかも赤紋が大きく鮮や…