真夏の林縁で - ムモンアカシジミ -
やっと昨日、久しぶりに一日晴れ間が見えました。約一か月ぶりです。
真夏のオレンジといえば、ムモンアカシジミ。
他の蝶が軒並み発生が遅れている中で、今年は、ミヤマカラスシジミ同様、いつもより早めに出てきました。
羽化したてほやほやの♂
これはやはり羽化直後と思われる♀
さっそく♂同士の空中戦。
昨年は6頭の♂がもみ合う姿も見られましたが、今年は最大4頭ほどの卍巴飛行。
アカシジミの乱舞は高い木の梢で行われますが、ムモンアカの場合は梢より下の空間でもつれ合うことが多いようです。
この場所の発生木。
案内してくれた友人が見つけた産卵の現場。
大急ぎで樹に駆け寄り撮影しました。
生態写真としても貴重なショット。
産卵を終えて、飛び立つ♀
暗い樹林下での撮影だったので、遅いシャッター速度。
飛び写真はブレブレですが、動的迫力はありますね。(;^_^A
産卵を終えて、ヤマノイモの花で吸蜜。
晴れ上がった青空のもと、オレンジ色が背景の青色に映えて美しい。
ハルジョオンとのツーショット。
花から花へと飛び移る姿は、カラスシジミ類を連想させます。
抜けるような青空へ急上昇。