まだ明けない・梅雨 - キマダラモドキ2 -
今日で7月が終わりです。
まだ梅雨が明けません。やっと8月の来週から太陽が見られるようです。
近年にない長梅雨と低温ですが、過去にもなんどかこのような夏がありました。
こうした長梅雨と低温の年の翌年は、蝶の発生が目立って少なくなる、という記憶があります。今年は、ゼフなどはさっぱりでしたが、来年は更に少ないのではとちょっと心配です。
曇りとか小雨でも出てくる蝶はそれなりにいますが、キマダラモドキなどのジャノメチョウ類は薄暗い中でもよく活動するので、この蝶が長梅雨時の楽しみでした。
前回アップした後、また何枚か撮影できましたので、再度掲載します。
梅雨空が少し明るくなった。
翅を通して光が透けてみえた。♂
急に猛烈な雨が降り出した。
降り注ぐ雨滴に、チョウも驚いて一瞬翅を開く。♂
空中で全開翅。♂
新鮮な♀ ウワミズザクラの上を飛ぶ。
小雨の草むらで、しっとりと濡れた緑とトラ模様の対照が美しい。
辺りにはクルマバナのピンクの花が咲き、さらに彩を添えていた。
♂に比べて、翅全体が明るく模様のコントラストもはっきりしています。
雨上がりの葉上でゆっくり翅を開こうとする♀。