オオイチモンジ♀

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今年の上高地は、蝶の数がとても少なく、いつもたくさん目にするヒョウモンチョウやコヒョウモンなどが全く写せませんでした。

季節外れの越冬明けと思われるキベリタテハやヒオドシチョウ、アカタテハなんかが居たりして、上高地らしさを感じさせてくれる蝶は、オオイチモンジだけみたいな感じでした。(;^_^A

その分、いつもはなかなか写すチャンスの無い♀が、その見栄えのする堂々たる姿を見せてくれました。

 

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日本のタテハでは、オオムラサキに次ぐ大きさ。
堂々として実に立派な姿です。

 

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ドロノキの葉先に止まって産卵中。

 

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下から見上げるので、どうしても翅裏の絵となるのが少々悔しいところ
ミスジ類と違って、全体に厚みと立体感が感じられる。

 

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樹高30mを越すドロノキの梢の葉に産卵する♀

 

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10mほどの若木にもやって来た。

 

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産卵後、♀が飛び上がったので、蝶のほうはピントが外れてしまいましたが、
葉の先に産み付けられた卵はしっかり写っていました。

 

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白い帯が太く、そのサイズと相まってとてもカッコ良い。