若葉の林縁と草原で

 初夏の新緑が目に美しい季節となりました。

 ススキの草原では、ギンイチモンジセセリがその愛らしい姿を見せ、新しい若葉が日々茂りゆく木漏れ日の草藪ではウスバシロチョウがゆっくりと飛び回っています。

 

ギンイチモンジセセリ

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たった今羽化して、翅を伸ばしていた♀

 

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枯れた前年のススキの茎から飛んだとき、翅表のビロードが見えた。

 

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 ハルジョオンに吸蜜に来た♂

 

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草原のお花畑で遊ぶ

 

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これも♀。太ったおなかには、さぞかし沢山の卵が。

  

 

ウスバシロチョウf:id:OTTOmustache:20200607190112j:plain

この辺りとしては、斑紋のくっきりとした個体。

 

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太平洋側産地の平均的な個体。

雑木林の中にある明るい空間では、ハルジョオンが満開だった。

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メスを求めて探索モードで飛び回るオス。
撮影するには結構難しいスピードで飛ぶ。

 

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氷河期を生き抜いたパルナシウスの極東分布種。

越冬した卵から孵化した後は、幼虫期の全ステージを通して、成長のために日光浴が不可欠だという。

陽光を好むこのチョウにふさわしく、太陽を入れ込んでみた。