房総・湘南 1 - ムラサキシジミの幻光 -

先週、東京のKさん、川崎のMさんと一緒に、川崎市内と湘南のムラサキシジミ、ムラサキツバメ、クマソとクロコノマチョウ、および昨年に続いて房総のルーミスをさがしに行ってきました。
結果的には、私たちの為にMさんが見つけておいてくれたムラサキツバメの集団越冬の木の枝が、公園の環境整備の為に狩り払われてしまったために、ツバメの写真をゲットすることはできませんでしたが、他の蝶はなんとか撮影することが出来ました。

まずは、ムラサキシジミから


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ムラサキシジミ♀ 2014/11/13  川崎市     DMC-GH4 f/5.6  1/2500s ISO-1600 45-174mm

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ムラサキシジミ♀ 2014/11/13  川崎市     DMC-GH4 f/5.6  1/2500s ISO-1600 45-174mm
シラカシの葉上で日光浴をする♀。
翅の表面の濃い紫いろがモルフォのように光る

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ムラサキシジミ♀ 2014/11/13  川崎市     DMC-GH4 f/5.6  1/2500s ISO-2500 45-174mm
日光浴しているところに、ツマグロコシボソハナアブ(Allobaccha apicalis)が飛んできた。
いいタイミングでツーショットが撮れた。

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ムラサキシジミ♀ 2014/11/13  川崎市     DMC-GH4 f/5.6  1/2500s ISO-5000 45-174mm
より明るく温かい場所を求めて晩秋の光のなかを飛ぶ。逆光のショット。

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ムラサキシジミ♀ 2014/11/13  川崎市     DMC-GH4 f/5.6  1/2500s ISO-3200 45-174mm
角度によって、翅の色は濃い紫色からこのような水色まで変化してみえる
まるでちょっと大きめのルーミスシジミみたいに青い。
褐色の胴体はベルベットのような滑らかさ。ピントが合ってもなんとなくボンヤリに写るところがもどかしい。w

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ムラサキシジミ♀ 2014/11/13  川崎市     DMC-GH4 f/5.6  1/2500s ISO-1600 45-174mm
擬態のためか、好んで止まる茶色の枯葉から飛び立つメス。
青紫からすみれ色へと連続的に変化するグラデーションが非常に美しい。

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ムラサキシジミ♂ 2014/11/13  川崎市     DMC-GH4 f/5.6  1/2500s ISO-3200 45-174mm
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ムラサキシジミ♂ 2014/11/13  川崎市     DMC-GH4 f/5.6  1/2500s ISO-3200 45-174mm
この♂も虹のような幻光で目を楽しませてくれた。(上2枚)

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ムラサキシジミ♀ 2014/11/13  川崎市     DMC-GH4 f/5.6  1/2000s ISO-1000 45-174mm
入り組んだ葉と枝の間の陽だまりで遊ぶメス

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ムラサキシジミ♂ 2014/11/13  川崎市     DMC-GH4 f/5.6  1/2000s ISO-3200 45-174mm
派手な翅表とは相反して、翅裏は地味な茶褐色。
長い冬を越すために冬枯れの景色に溶け込む意匠だ。