2019-03-04 アリサンオナガシジミ - 冬眠シリーズ12 - #練習用 台湾のゼフィルスのなかには、日本にはいないグループもあります。 アリサンオナガシジミはその一つです。 このゼフは、オナガと名前はつくものの、日本のオナガシジミなどとは系統が少し違うようです。 この蝶もやはり、オオムラサキを写した新竹縣の山中で見ることができました。 翅の表は黒一色で、ミドリシジミのような華やかな金属光沢は見られませんが、ゼフの一族らしい気品が感じられます。 特に、♀はキリシマミドリシジミに似て、白銀色が輝いて美しいと思います。 アリサンオナガシジミ ♂ 2018/06/07 台湾・新竹縣 この時期、すでに♂はスレや破損の個体がみられましたが、運よく比較的綺麗な個体が現れました。 アリサンオナガシジミ ♂ 2018/06/07 台湾・新竹縣 吸水に来たものか、地面に降りてきた。 アリサンオナガシジミ ♀ 2018/06/07 台湾・新竹縣 こちらは♀。裏面の黒い線条や斑紋が♂より明瞭に出るようです。 アリサンオナガシジミ ♀ 2018/06/07 台湾・新竹縣 翅を半開きにしました。ゼフィルス♀のA斑が見えます。 アリサンオナガシジミ ♀ 2018/06/07 台湾・新竹縣 残念ながら、目の前で飛んで撮影できたのはこれ一枚。ちょっと残念 汗; アリサンオナガシジミ ♂ 2018/06/07 台湾・新竹縣 ♂の表は無紋の黒褐色です。 アリサンオナガシジミ ♂ 2018/06/07 台湾・新竹縣 同じ♂。これもまだ比較的綺麗でした。