胆沢川の源流部 2



前回からのつづき




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オオゴマシジミ♂ 2014/08/13

午前中の早い時間にはショウマ類や、シシウド、ヒヨドリバナなどの花で吸蜜します。
これは午後に食事中の♂
羽化してから少し日数が経っているようです。

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オオゴマシジミ♀ 2014/08/13
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オオゴマシジミ♀ 2014/08/13

メスは一般に♂より黒っぽくなりますが、これは黒化傾向が著しい個体です
ブルーの部分と黒斑の区分が不明確となり、薄墨色のシブイ意匠がまた美しい



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オオゴマシジミ♀ 2014/08/13

飛翔を見ると、翅の角度によって藍色が鈍く光っています。


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オオゴマシジミ♀ 2014/08/13

産卵場所を求めて食草の頭頂部を点検する♀
花穂ばかりではなく、近くに宿主となるアリがいることが母蝶の産卵にとって必須の条件となるらしい。

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オオゴマシジミ♂ 2014/08/13

高い場所に止まって、メスの通過を待ち構えている♂


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オオゴマシジミ♂♀ 2014/08/13

♀を見つけた♂が交尾行動に誘う



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オオゴマシジミ♂♀ 2014/08/13

♀はすでに交尾済みらしく、♂の求愛行動には無関心のようだ



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翅を水平に開いて交尾拒否の姿勢で応じる♀に、執拗に挑みかかる♂ 

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熱烈な♂の求愛に、♀は少々持て余し気味

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再々度にわたる交尾拒否 

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♀が羽を立てた間合いに、♂は無理やり尻を曲げ、交尾器を開いて♀に接合しようとする


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♂の接合をかわしながら、尻を高く持ち上げ飛び上がろうとする♀

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懸命の♂の求愛にもかかわらず、♀は飛び立ってしまった


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それでも♀の後を追って飛び立つ♂

もういい加減あきらめてはいかがかな 笑


おまけ

オオゴマ撮影の帰り道、綺麗なヒメキマダラヒカゲに出会いました

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ヒメキマダラヒカゲ♂
これは通常の個体

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美麗ヒメキマダラヒカゲ ♀

虎模様がくっきりと鮮やかで、下翅目玉模様の内側に金色の斑紋が・・
ヒヨドリバナのピンクとよく調和していました。