ブルーの季節がやって来た

 ヒメシジミが出始めました。
 6月になってこの蝶の青い翅を見ると、初夏の訪れを実感します。

 いつものヒメシジミのポイントに出かけると、今朝羽化してきたばかりと思われるような新鮮な♂が数頭、姿を見せてくれました。
 まだそれほど数は多くありませんが、蝶はやはり羽化直後の姿を写すのがいちばんですね。
 炎天の下、一日中、ヒメシジミを追いかけました。

この時期の草原には、シロツメクサヒメジョオンなどの花が咲いていますが、
ヒメシジミはとりわけシロツメクサを好むようです。




背丈の高い草の下で咲くヒメジョオンで吸蜜。
開いた蝶の羽に、まだらに草の影が落ちています。

これも同じような、木漏れ日の写真。

このような写真を好まない人もいると思いますが、私は光が均一に当たっているのもいいですが、むしろこの蝶が生活している草藪の雰囲気や季節の空気が感じられる気がして好きです。

定番、飛翔のどアップ 笑;